【まずはここから】簡単な早口言葉10選!早口言葉の遊び方や対象年齢もご紹介!

【まずはここから】簡単な早口言葉10選!早口言葉の遊び方や対象年齢もご紹介!

おしゃべりをはじめた子どもと一緒に言葉遊びを楽しみたいとお考えの方もいるでしょう。本記事では早口言葉の遊び方と効果を解説し、子どもでも楽しめる簡単な早口言葉を紹介します。楽しみながらお子さまの言語能力を引き出したいとお考えの方は参考にしてください。

「子どもが早口言葉で遊べるようになる目安は何歳?」

 「早口言葉にはどのような効果があるの?」

 「子どもでも楽しめる簡単な早口言葉を教えて」

 おしゃべりができるようになった子どもにとって、早口言葉は道具を使わずに楽しめる遊びの一つです。しかし、早口言葉が上手くいえずに場が盛り上がらず、楽しめなかった経験をお持ちの方もいるでしょう。

本記事では、早口言葉で遊ぶ際のルールや楽しみ方、どのような効果があるのかを解説し、はじめて挑戦する子どもにもおすすめの簡単な早口言葉を紹介します。

この記事を読むことで、親子で楽しめる早口言葉の遊び方がわかり、さらには国語にまつわる知識の習得にも役立つでしょう。

はじめてでも楽しめる早口言葉をお探しの方、早口言葉を通じてお子さまとのコミュニケーションや知育を行いたいとお考えの方は本記事をチェックしてください。

記事のまとめ

  • 早口言葉は発音を競う遊びで、道具が不要で誰とでも楽しめる。
  • 早口言葉には活舌の改善や脳の活性化など多くのメリットがある。
  • 子どもと一緒に早口言葉を楽しむことで、言葉に親しむ習慣が育まれる。

おもしろい早口言葉10選!子どもも大人も楽しめる早口言葉をご紹介

おもしろい早口言葉10選!子どもも大人も楽しめる早口言葉をご紹介

子どもとあそぶ 2024.11.29

早口言葉の遊び方とは?

早口言葉は「発音が難しい言葉やフレーズをどれだけ間違えずに早く発音できるか」を競う遊びです。

「肩たたき機」「手術中」などの発音が難しい言葉を繰り返し、間違えずにいえた人が勝ちというルールで進めます。特別な道具が不要で、世代を問わず誰とでもいっしょに遊べるのも早口言葉の魅力です。

早口言葉で遊ぶことで活舌が改善する場合もある

早口言葉には、さまざまなメリットがあります。

発音が難しい言葉を繰り返し声に出すことで、活舌の改善が期待できるでしょう。また、正確な発音を心がけることで顔や舌の筋肉を鍛え、唾液の分泌にも効果的です。

考えながら言葉を発することは、脳の活性化にもつながるでしょう。

出典:はっきり発音・早口言葉|厚生労働科学研究成果データベース

早口言葉は5歳前後から遊べるようになる

子どもと一緒に早口言葉で遊びはじめるのは、5歳頃からがよいでしょう。

早口言葉には「言葉を正確に発音する力」と「文章を復唱する力」が必要です。個人差はありますが、これらの能力が身に付くのは5歳前後だといわれています。

子どもが上手く発音できない場合は、一緒に遊んでいる人たちの発音を聞くだけでもかまいません。子どもにとっては言葉を覚えるよいトレーニングになるでしょう。

【子どもにおすすめ】簡単な早口言葉10選

世代を問わず楽しめる早口言葉は、簡単なものから難しいものまで多種多様です。

ここからは、はじめて早口言葉に挑戦する子どもにおすすめの簡単な早口言葉を10個紹介します。大人でも難しく感じる言葉もありますので、ぜひ親子で一緒にチャレンジしてみてください。

生麦、生米、生卵

「生麦、生米、生卵」は、短いにもかかわらず難しく感じる早口言葉の一つです。

「な」「ま」というアが母音の文字が連続し、さらに発音しにくいガ行音が後ろに続く    ため、途中で舌を噛んでしまいそうになることがあるでしょう。それぞれの単語の間を区切り、はっきりと声に出すのが上手に発音するコツです。

庭には、2羽、ニワトリがいる

親しみやすいニワトリが登場することにより、子どもが情景を想像しやすい早口言葉です。

「にわ」という言葉が連続するのが、発音が難しいと感じる理由だといわれています。主語と述語を理解し、文章の構造を正しくとらえて、抑揚をつけて発音すると、上手にいえるでしょう。

東京特許許可局

「東京特許許可局」も、シンプルですがいいにくい早口言葉だといわれています。

「きょ」「か」などのカ行音が連続するため、舌が動きにくくなり「きょきゃ」と誤った発音になってしまいます。「東京/特許/許可/局」という具合にそれぞれの単語を正確に発音するように心がけると上手くいくでしょう。

赤パジャマ、黄パジャマ、茶パジャマ

色を使った単語を繰り返す早口言葉も、シンプルですが失敗しやすい早口言葉です。

特に「赤パジャマ、黄パジャマ、茶パジャマ」には、破裂音と呼ばれるパ行の文字が入っているため難易度が上がっています。色名とパジャマの間を区切り、単語を一つずつていねいに発音すると上手くいえるでしょう。

すももも、桃も、桃のうち

同じ文字が連続する早口言葉も途中で口が上手く回らなくなり、失敗することが多いといわれています。

「すももも、桃も、桃のうち」は「も」が8つ連続しており、途中で混乱してしまいます。文章の意味を正しくとらえ、言葉の区切りごとに少し間を置く気持ちで発音すると、詰まらずに上手くいえるでしょう。

隣の客はよく柿食う客だ

「隣の客はよく柿食う客だ」を早口言葉でいう際には、カ行の発音に注意しましょう。

この文には「か」と「きゃ」が入り混じり、「柿」「食う」「客」の互換も似ているため、舌を噛みそうになることが多い早口言葉です。まずは全体の内容を理解し、情景を思い浮かべながら言葉を区切って発音するとスムーズにいえるといわれています。

坊主が上手にびょうぶに坊主の絵をかいた

唇を閉じて発音する言葉が連続する早口言葉は、舌の動きが追いつかずに間違えやすいといわれています。

「坊主が上手にびょうぶに坊主の絵をかいた」には、「バビブベボ」が多く含まれ、すばやい唇の動きが必要です。「坊主が/上手に/びょうぶに/坊主の/絵をかいた」と単語ごとに区切ることで、比較的いいやすくなるでしょう。

野田だな野田だな野田なのだな

「野田だな野田だな野田なのだな」は、ナ行とダ行のみで構成された早口言葉です。

特に「野田」と「だな」は、早口でいうと混乱しやすいといわれています。感情をこめて「野田だな?」とやや疑問形寄りに発音するとスムーズにいえるでしょう。

また、最後の「なのだな」は途中に「野田」と同じ発音が含まれています。「なのだ”だ”な」と余分な「だ」が入らないように気をつけることもポイントです。

バスガス爆発

「バスガス爆発」は、短いフレーズですが、いうのが難しい早口言葉だといわれています。

「バス」と「ガス」の母音が同じであるため、続けて発音すると「バスバス」や「ガスガス」といった具合に一方の発音につられてしまいがちです。単語ごとに区切り、リズムに乗せると上手くいえるでしょう。

砂漠で油売るアラブの油売り

早口言葉の「砂漠で油売るアラブの油売り」は、ラ行とバ行の発音がポイントです。

「油」と「アラブ」の語感が似ており、最後に「油売り」がつくことで、「ブ」と「ラ」をいい間違えやすい構成になっています。それぞれの単語をていねいに発音することで、間違えずに最後までいい切ることができるでしょう。

親子で早口言葉を楽しもう

早口言葉の遊び方や子どもに与える効果、おすすめの簡単な早口言葉を紹介しました。

道具が不要で誰でも楽しめる早口言葉には、活舌をよくする効果があるといわれています。また、顔や舌の筋肉も鍛えられ、さらには語彙力の向上も期待できるでしょう。

子どもの知育教育にも早口言葉は有効です。ぜひお子さまと一緒に早口言葉を楽しんで、言葉に親しむ習慣をつけるとともに、親子のコミュニケーションにも役立ててください。

みんなで楽しめる!伝言ゲームの基本ルールからアレンジ方法までご紹介

みんなで楽しめる!伝言ゲームの基本ルールからアレンジ方法までご紹介

子どもとあそぶ 2024.11.29