みんなで楽しめる!伝言ゲームの基本ルールからアレンジ方法までご紹介
伝言ゲームがもたらす効果について、ご存知でしょうか。本記事では、伝言ゲームの基本ルールをはじめ、ルールのアレンジ方法や、より楽しく遊べるポイントについて紹介しています。子どもと一緒に伝言ゲームを楽しみたい人は、参考にしてください。
「伝言ゲームの基本ルールが、そもそもわからない」
「伝言ゲームにはどんな遊び方があるのかな?」
「伝言ゲームの難易度を高くしてみたいけど、どうすればいよいだろう?」
このように、伝言ゲームの基本ルールやアレンジ方法について、詳しく知りたいと思っている方もいるでしょう。
本記事では伝言ゲームの基本ルールの説明と、ルールのアレンジ方法4選、基本ルールに条件を加え、より楽しくするポイントなどについて紹介します。また、本記事を読むことで、伝言ゲームから得られるよい影響についても理解できるでしょう。
伝言ゲームの遊び方を詳しく知りたい方、親子で楽しく伝言ゲームで遊びたいとお考えの人は、ぜひ、この記事をチェックしてみてください。
記事のまとめ
- 伝言ゲームの基本ルールを理解することで、親子で楽しく遊べるようになる。
- ルールのアレンジ方法を4つ紹介し、さまざまな楽しみ方を提案する。
- 伝言ゲームはコミュニケーション力や想像力を育む遊びである。
伝言ゲームの基本ルール
ここでは、伝言ゲームの基本ルールを説明します。グループを作り、先頭の人から順に最後の人まで、言葉やメッセ―ジがどれだけ正確に伝わっていくかを競うのが伝言ゲームです。
3人から遊べますが、人数が多いほうがお題が正確に伝わりにくくなるので、面白い回答が得られるでしょう。
伝言ゲームについては別記事でも紹介していますので、本記事と併せて確認してみてください。
- グループを決める
- グループで一列になる
- 先頭の人だけがお題を聞く
- 同じグループの次の人に耳打ちで伝える
- 最後の人まで順番にお題を伝えていく
- 最後の人は伝わってきたお題を発表する
- お題とあっていれば成功
伝言ルールのアレンジ4選
伝言ゲームにはたくさんのアレンジされたルールがありますが、ゲームの流れやルールは基本的に同じです。
相手の声が聞こえにくい状況で行う伝言ゲームや、道具を使用して行う伝言ゲームなども存在し、基本の伝言ゲームとはまた、違った面白さがあるでしょう。
ここでは、アレンジを適用したおすすめのルールを4選紹介します。
声が聞こえない「イヤフォンガンガン伝言ゲーム」
参加者全員がイヤフォンやヘッドフォンなどで大音量の音楽を聴きながらする伝言ゲームです。声が聞こえにくいなかで、相手にお題を伝えていきます。
イヤフォンやヘッドフォンをしていない人には、お題が聞こえています。間違っていく過程がリアルタイムでわかり、参加者以外の人も楽しめるでしょう。
外からの音が聞こえにくいので、お題は簡単なものがおすすめです。また、大きすぎる音は耳に悪影響を与える可能性があるので、音量には注意しましょう。
身振りだけで「ジェスチャー伝言ゲーム」
声を出さずに身体を使って、相手にお題を伝える伝言ゲームです。伝える側には表現力が、受け取る側には理解力や、相手が何を伝えようとしているのか想像する力が必要なので、難易度はやや高くなります。
ゾウなど特徴のある動物や野球などのスポーツは、比較的簡単ですが、表現しづらいものや別のものと間違えそうなお題は、難易度が高くなるでしょう。
参加者全員が知っていそうなお題であれば、全員で楽しめるのでおすすめです。
録音して行う「逆再生伝言ゲーム」
録音した音声を逆再生する機械や、アプリを使用して行う伝言ゲームで、3人1組で行う方法と3人以上で行う方法があります。
【3人1組の場合】
1,1番目の人がお題をそのまま録音
2,2番目の人は1番目の人が録音したお題を逆再生して聞く
3,2番目の人は聞こえたままを録音
4,3番目の人は2番目の人が録音した音声を逆再生して聞く
5,3番目の人がお題を発表
【3人以上の場合】
1,最初の人がお題を録音
2,2番目の人は逆再生した音声を聞く
3,3番目、4番目と順にそのまま伝言していく
4,最後の人が伝わってきたお題を録音
5,全員でお題が正しく伝わったかを、逆再生して確認
お題を逆再生した言葉は、呪文のようにも聞こえて面白いでしょう。
口の動きだけ「口パクの伝言ゲーム」
声を出さずに口の動きだけで、相手にお題を伝える伝言ゲームです。身振りや手振りで表現してもいけません。そのため、口の動きを大きくしたり、ゆっくり動かしたりする工夫が必要でしょう。
口の形が強調されて表情が豊かになることで、見ている人も面白く、盛り上がります。口の動きだけで伝えるのは難しいので、お題は長文ではなく、短い文章や単語などがよいでしょう。
伝言ゲームをもっと楽しくするポイント
幅広い世代で遊べる伝言ゲームは、コミュニケーション力や想像力を育める遊びとされています。さまざまなアレンジを加えられたルールがありますが、基本ルールでもアレンジ次第で、さらに楽しく遊べるでしょう。
基本ルールの伝言ゲームが、より楽しくなるアレンジのポイントを紹介します。
お題を長文にする
お題を長い文章にするだけで、伝言ゲームの難易度は高くなります。お題の内容が変化して伝わっていくことが増えるので、場も盛り上がるでしょう。
たとえば「今日の遠足は1年生と2年生は動物園、3年生と4年生は水族館、5年生と6年生は植物園」のような、普通の文章を作成してみてください。次に「暑い日に、本屋さんで、サンタクロースが、あやとりをした」のような、意味のわからない内容にしても面白いでしょう。
幼児には複雑な長い文章は難しいので「スイカとバナナを食べているゾウ」「かけっこで転んですべってさんざんだった」くらいがおすすめです。幼児は文章の意味よりも、ゲーム自体を楽しんでくれるでしょう。
小学生以上になると、複雑でややこしい長文がおすすめです。「シンデレラと白雪姫と人魚姫が、キビ団子を持ってスキップしながら月に行った」「〇〇先生と〇〇先生と〇〇先生が、お昼休みに家庭科室で、鬼ごっこをしていた」などの、あり得ない設定も楽しめるでしょう。
お題の単語を複数にする
お題の単語を複数用意して、そのうちのいくつが正確に伝わるかを競う伝言ゲームです。単語が多いほど難しくなるので、幼児では3つくらいから順に増やしていくとよいでしょう。
「ドーナッツ、ケーキ、アイスクリーム」といった、同じジャンルの言葉より「ドーナッツ、えんぴつ、飛行機」のような、違うジャンルの言葉を混ぜると難易度は高くなります。
すべてを正確に伝えようと考え込み、最後の人まで伝わらず終わることのないように「伝言する言葉をすべて伝えられなくてもよい」ということを最初に伝えておきましょう。
制限時間を短くする
伝言ゲームの基本ルールはそのままにし、制限時間を短くしてみましょう。簡単なお題でも時間に制限があるだけで、プレッシャーから上手く伝えることが難しくなり、難易度を上げられます。
伝言ゲームにかかる時間は「列の人数×5秒+回答時間20秒」くらいが目安ですが、お題の難易度や年齢によって長くしたり、短くしたりしてもよいでしょう。
伝言ゲームをアレンジしてみんなで楽しもう!
伝言ゲームには基本ルール以外にも、より楽しめるようアレンジされたルールが多くあります。また、基本ルールは変えずに難易度を高くする方法などもあり、少しのコツとアイデアでいろいろな遊び方ができるでしょう。
伝言ゲームは一人では遊べないゲームです。お題を面白くアレンジしたり、新しくアレンジルールを考えたりして、みんなで伝言ゲームを楽しみましょう。