ダンスの習い事は意味ない!?ダンスの習い事のメリットとデメリット

近年、子どもの習い事としてダンスを選ぶ保護者が増えています。テレビやYouTubeなどで子どもたちが生き生きと踊る姿を見かけることも多くなり、「うちの子にもぜひやらせてみたい!」と思う方は多いでしょう。
しかし一方で、「ダンスの習い事って本当に意味があるの?」「続ける価値はあるの?」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
実際にダンス教室に通い始めると、費用や練習時間、保護者のサポートなど、さまざまな負担が生じることも事実です。そこで本記事では、キッズダンスにはどんな種類があるのか、ダンスを習うメリットやデメリット、そしてどんな子どもに向いているのかをご紹介します。
記事まとめ
- 表現力や自己肯定感を高めるなどのメリットがある。
- 費用にレッスン代以外にも衣装代がかかるなどのデメリットがある。
- 短期間で劇的な変化を求めるよりも、まずは子どもが「踊るのって楽しい!」と実感できるかが重要なポイントである。
キッズダンスの種類
ダンスには多彩なジャンルがあり、子ども向けにアレンジされた「キッズダンス」もその例外ではありません。ジャンルによって音楽や動きの特徴が異なるため、子どもが興味を持つジャンルを選ぶことが大切です。一般的なキッズダンスの種類としては、以下のようなものがあげられます。
・ヒップホップダンス
ストリート系の音楽に合わせたリズミカルな動きが特徴で、子どもにも馴染みやすいです。体全体をダイナミックに使うため、体幹やリズム感が自然と鍛えられます。
・ジャズダンス
ミュージカルなどでもよく見られるスタイルです。しなやかな動きとシャープなキレを同時に求められ、表現力や柔軟性を養うのに適しています。
・ブレイクダンス
地面と身体の接触が多く、アクロバティックな動作が魅力です。子どもにとっては難易度が高い反面、達成感も大きく、競技ダンスとしても人気があります。
・バレエ要素を取り入れたキッズダンス
基礎のポーズやバレエの動きをベースに、ポップな音楽で踊るスタイルもあります。姿勢やバランス感覚を身につけながら、子どもが楽しみやすい構成になっています。
お子さまがどのジャンルに興味を持つのか、教室の体験レッスンなどを利用しながら見極めるとよいでしょう。
ダンスの習い事のメリット

ダンスの習い事には、単に音楽に合わせて踊るだけではない多くのメリットがあります。ここでは、代表的な5つのメリットをご紹介します。
表現力が身につく
ダンスでは、子どもは振り付けを真似るだけではなく、曲の雰囲気や感情を体で表すことを求められます。そのため、以下のメリットがあります。
・表情や身振りによって音楽の世界観を伝える練習を重ねるうちに、自然と表現力が高まります。
・自分の感情を自由に動きで表す習慣がつくため、自己表現が苦手だった子も積極性を身につけやすいです。
自己肯定感を高めることができる
ダンスを習っていると、ステップができるようになったり、発表会やステージで成功体験を積んだりする機会が増えます。そのため、以下のメリットがあります。
・達成感や「自分にもできた!」という成功体験は、自信につながり、自己肯定感を高めます。
・レッスンや発表会でほめられることで、努力の大切さや自分の成長を実感しやすいです。
礼儀やマナーを覚えられる
ダンスのレッスンでは、多くの場合、基本的な挨拶や先生への礼儀が重視されます。そのため、以下のメリットがあります。
・スタジオに入るときやレッスン開始・終了時には、きちんと挨拶をする習慣が身につきます。
・仲間と一緒に踊るため、相手を尊重する気持ちや順番を守るマナーも自然と学べます。
音楽に合わせて楽しく踊るだけではなく、人として大切な振る舞いやコミュニケーション能力を育む面も見逃せません。
コミュニケーション能力が向上する
ダンスレッスンは、基本的にグループで行われることが多いです。発表会やチーム練習では、メンバーと声を掛け合ってタイミングを合わせたり、助け合ったりする場面も出てきます。そのため、以下のメリットがあります。
・チームワークや協調性を養うことで、リーダーシップや相手を思いやる気持ちが育ちやすい。
・振り付けを教え合ったり、練習法を共有したりする中で、コミュニケーション能力が高まる。
こうした経験は、学校や家庭でも活かしやすく、さまざまな場面で役立つスキルといえるでしょう。
運動能力が向上する
ダンスは全身を使う運動であり、リズミカルに動き回ることで有酸素運動と筋力アップの両方が期待できます。特に幼児期から小学生にかけては、身体の柔軟性やバランス感覚を伸ばす上でとても効果的です。そのため、以下のメリットがあります。
・体幹を鍛えることで姿勢がよくなり、ほかのスポーツにも応用が効く。
・音楽のテンポに合わせたステップやジャンプは、敏捷性やリズム感を育成するのに適している。
音楽に合わせて楽しく動けるため、運動が苦手な子どもでも続けやすい点が大きなメリットです。
子どもの習い事にダンスは意味ない?デメリットについて

一方で、「ダンスは意味がない」「あまり役に立たない」といった声を聞いたことがある方もいるかもしれません。ここでは、ダンスの習い事を検討する際に知っておきたいデメリットや注意点を確認してみましょう。
衣装代と毎月1万円前後のレッスン費用がかかる
ダンス教室の月謝は、地域やスタジオの規模にもよりますが、月4回で7,000~1万円前後が一般的な水準です。さらに、イベントや発表会に参加する場合は、衣装代や出演料などが追加でかかるケースが多くあります。
・競技会やイベントに出場することが増えると、交通費やステージメイク用品などの出費も考慮する必要がある。
・費用面で「ここまでの出費に見合う成果が得られているか」と不安になる保護者もいる。
事前に教室や先生へ予想される費用を確認し、無理のない範囲で習わせることが大切です。
ダンスに限らずスポーツ全般には怪我がつきもの
ダンスは華やかな印象がありますが、身体をはげしく動かす運動である以上、けがや痛みと隣り合わせでもあります。
・ステップの練習中に足首をひねったり、腰や膝に負担がかかって痛みが生じる可能性もある。
・ストレッチやウォーミングアップを十分に行わないまま練習をはじめると、筋肉痛や捻挫などのリスクが高まる。
適切なケアや休息を取らずに無理をすると、思わぬ大けがにつながることもあるため、子どもの体調管理には細心の注意が必要です。
競争が激しい環境だとストレスになる場合がある
ダンス教室によっては、発表会やイベントでのパフォーマンスを重視するため、競争が激しくなるところもあります。実力や経験のある子どもだけが目立つ役をえられたり、オーディションを何度も受けないと出演できない場面もあるかもしれません。
・「あの子よりもうまくなりたい」という向上心が育つ反面、精神的なプレッシャーやストレスを抱える子も出てくる。
・幼い子どもの場合、過度な競争はモチベーション低下や自己否定感につながりかねない。
子どもの性格や目的を考慮しながら、雰囲気の合う教室を選ぶことが大切です。
保護者は子どもに過度な期待を求めないようにする
子どもが習い事で上達していく姿を見ると、つい「もっと上手になってほしい」「将来はプロになれるかも」と期待を膨らませてしまいがちです。しかし、過度な期待を押し付けると、子どもがダンスを楽しめなくなる恐れがあります。
・子どもが「自分のペースで踊りたい」と感じているのに、保護者の期待が大きいと、ストレスを感じてモチベーションを失うかもしれない。
・ダンスが「やらされているもの」になってしまうと、本来のメリットである自己肯定感や表現力が十分に育たない。
あくまでも子どもの意思を尊重し、必要以上にプレッシャーを与えないよう心掛けることが大事です。
はじめのうちは成果よりも楽しさを重きに置こう
ダンスはスポーツや勉強のように、成果や成績がはっきり数字で出るものではありません。上達度合いも人それぞれ違うため、短期間で顕著な変化を期待すると「やっぱり意味がないのでは?」と感じることもあるでしょう。
・最初のうちは「とにかく踊るのが楽しい」と思えるような体験を積み重ねるのがおすすめです。
・ある程度長く続けて、本人が「もっと上手になりたい」「新しい技に挑戦したい」と感じたときにレベルアップを意識すると、ダンスの魅力を存分に味わいやすいです。
ダンスに限らず、子どもの習い事はモチベーションが命です。まずは「好き」という気持ちを育むことが、結果的に長続きする秘訣になります。
ダンスの習い事が向いている子どもとは
ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、それではどのような子どもがダンスに向いているのでしょうか。もちろん個人差はありますが、以下のような特徴を持つ子であれば、ダンスの習い事の恩恵を受けやすいといえるでしょう。
1.音楽やリズムに興味を持っている子ども
・音楽が流れると自然に体が動いてしまう子は、ダンスを習うことで才能をより伸ばしやすい可能性があります。
2.身体を動かすことが好きな子ども
・ランニングや縄跳びなど、日常的に運動が好きな子は、ダンスの練習も楽しめる可能性が高いです。
3.自己表現が得意、または得意になりたい子ども
・恥ずかしがり屋の子どもでも、舞台経験を積むうちに度胸や自信がつく場合があります。
4.人と協力して一つのものを作り上げるのが好きな子ども
・チームダンスやグループ発表を通じて、仲間との絆やコミュニケーション能力を深めるチャンスが多いです。
5.継続力や挑戦する姿勢を大切にできる子ども
・新しい技や振り付けを覚えるには、練習や積み重ねが必要です。コツコツ頑張れる子にとって、達成感の大きい習い事となります。
NTTドコモのキッズケータイ

ダンスの習い事の場所や時間帯によっては、お子さまが一人で行き帰りをしなければならない場面が出てきます。特に暗くなる時間帯や人通りが少ない道を通る場合、防犯面が気になるという保護者の方も多いでしょう。
そこで習い事の行き帰りの防犯に検討したいのがキッズケータイです。
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まとめ
「ダンスの習い事は意味ない?」という疑問が生まれる背景には、費用面や子どものやる気、成果の見えにくさなど、さまざまな要素が絡み合っています。
一方で、ダンスは表現力やコミュニケーション能力を高めるだけでなく、自己肯定感や運動能力の向上にも役立つ習い事です。短期間で劇的な変化を求めるよりも、まずは子どもが「踊るのって楽しい!」と実感できるかが重要なポイントになります。
ぜひ、お子さまの個性やペースを大切に、ダンスという選択肢を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。