満足度の高い小学生のおすすめの習いごと16個!習いごとをしている子どもの割合や費用も紹介
小学生におすすめの習いごとやその費用、メリットを知りたい方もいるでしょう。この記事では小学生に満足度が高い習いごと16個やその費用、習いごとをしている子どもの割合を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
「小学生の子どもに習いごとをさせたいけれど、何を選べばいいかわからない」
「習いごとの費用はどれくらいかかる?」
「子どもに習いごとをさせるメリットとデメリットは?」
子どもの習いごとを選ぶときに、どのような習いごとがあるのかわからずにいたり、習いごとの費用についても気になったりするでしょう。
この記事では、満足度の高い小学生のおすすめの習いごと16個と、習いごとをしている子どもの割合や費用をご紹介しています。
本記事を読むことで満足度の高い習いごとにどのようなものがあるか、どれくらいの費用がかかるかなど、具体的に理解できるでしょう。子どもの習いごとに対して、不安を抱えている方や習いごとについて知りたい方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
【おすすめ】小学生の満足度が高い16の習いごと
小学生向けのおすすめの習いごとには、水泳、通信教育といったものが挙げられます。そのほかにもさまざまな習いごとがあるため、なかなか習いごとが決まりにくいでしょう。
ここからは、小学生向けのおすすめの習いごと16個を具体的に挙げ、理由をあわせて詳しく解説していきます。
小学生に満足度の高いものを紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
水泳
水慣れからはじまり、バタ足、クロール、平泳ぎなどの基本的な泳ぎを25メートル泳げるように指導してくれます。個人のペースに合わせて、バタフライや個人メドレーなども習うことが可能です。
メリットとしては水泳を習わせることで、体力がつけられたり、水に対して恐怖心がなくなったりするでしょう。
月謝は約6,000円台からあり、スクールバスで送迎してくれる教室も存在しています。送迎つきの水泳教室を選ぶと親の送迎が不要になるため、親の負担も少ないでしょう。
英語教室
英語教室では英語を聞く、話す、読む、書くという基本的な学習を受けることができます。これから、ますますグローバル化が重要となってくるので、幼い頃から英語の力を伸ばすとよいでしょう。
英語を幼い頃から習わせることで、発音がよくなったり、ヒアリング力が伸びたり、英語を話すことに対する抵抗が少なくなったりすることが期待できます。
英会話教室では、対面での学習だけでなく、タブレットなどを用いて英語の学習を行うところもあります。英検取得をめざす教室もあるので、目的によって教室を選ぶとよいでしょう。
英会話教室の月謝はほかの習いごとに比べて少し高く、約10,000円からとなります。しかしオンライン教室であれば、約3,000円ではじめられる場合があります。
通信教育
通信教育は、自宅で教育を受けさせることができ、子どもが楽しく学べるようなテキストなど、こだわりがあるものが人気となっています。
たとえば、「comotto」の「ワンターボックス for docomo」ではアプリや専用のキットを使って思考力を育むことが可能です。
五感を使って、手を動かして試行錯誤ができるアナログの良さと、デジタルの良さを掛け合わせた新感覚の学びをSTEAM領域のバラエティ豊かなテーマでお届けします。(※対象年齢4歳〜10歳)
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プログラミング教室
近年プログラミング教育が小学校、中学校、高等学校で全面的に導入されたため、プログラミング教室に注目が集まっています。
プログラミングを子どもに習わせることで、コンピューターのスキルだけではなく、論理的思考を鍛えたり、質問力の向上が期待できるでしょう。
プログラミング教室の月謝は約10,000円からあります。またプログラミングは通信教育でも学習は可能です。
たとえば、「comotto」のサービスの中に、プログラミングがあります。リアルとデジタルを掛け合わせたプログラミング学習は、ゲーム感覚で楽しく学べるのが特徴です。年齢ごとに段階的な学びが用意されているため、長期的にも学べるでしょう。
学習塾
家庭や独学での学習に加えて、専門の先生に学校外で指導してもらいたい場合には、学習塾を利用するとよいでしょう。
学力の向上だけでなく、普段から勉強する習慣がついたり、中学受験などを考えている場合は受験対策になります。
ただし、夜遅くまで授業があった場合は送迎が必要となったり、学習時間が追加で負担されることから、子どものモチベーションが下がってしまうことが予想されます。その場合は自宅でできる通信教育を利用するとよいでしょう。
学習塾の月謝は約10,000円となっており、通信教育は約3,000円からが相場といわれています。
音楽教室
音楽教室では、さまざまな楽器を学ぶことができます。ピアノを例に挙げて紹介していきます。
子どもはピアノを弾くことで、脳の海馬が発達して脳機能が向上するといわれています。それにより、子どもの記憶力が上がる可能性があるでしょう。記憶力が上がれば、学力向上にもつながっていきます。
音楽教室に通うことは、楽器が弾けるようになったりする音楽的なメリットだけでなく、学力向上にも寄与する可能性があるといえるでしょう。
音楽教室の月謝は6,000円からあります。
体操教室
体操教室に通うことで、運動神経の発達を促し、運動への苦手意識も少なくなるでしょう。
体操教室には、なわとびや跳び箱、マット運動などが学べる体育教室、鉄棒や平均台などの器械を使う体操教室、ボールやリボン、フラフープなどの手具(しゅぐ)を使う新体操教室などがあります。
さまざまな種類の体操教室があるので、子どもと一緒に話しあったり見学にいったりすることが必要でしょう。
体操教室では学んだ成果を人前で披露するため、子どもの自信や表現力にもつながる場合があるのでおすすめです。
月謝は、週1回の授業で約5,000~10,000円が相場となっています。また学ばせる運動の種類によっては、ユニフォーム代などがかかる可能性があります。
そろばん
そろばんを習うと、暗算ができるようになり、計算能力が上がるといわれています。
実際にそろばんを使って計算する場面は日常生活のなかであまりないですが、暗算は一生ものの特技となる可能性があります。また、暗算が得意になるほかに頭の回転がはやくなったり、集中力がついたりするでしょう。
月謝は週1回で約3,000円、週2、3回で約6,000円~8,000円が相場となっております。
書道
書道を習うことでとめ、はね、はらいを意識し、正しい筆順で書けるようになります。そのため、美しい文字を書けるようになったり、集中力が上がったりすることが期待できます。
字がきれいだと好印象を持たれることもあり、美しい文字は一生もののスキルになります。また文字に対する理解が深まり、語彙力も上がる可能性があります。
書道教室の月謝は約3,000円からとなっています。教室によって異なりますので、行きたい教室に問い合わせてみましょう。
サッカー
サッカーは、チーム力が身に付いたり、達成感を得ることができるため、小学生に人気の習いごとです。
子どもたちは、サッカーを習うことで体力や筋力が身に付きます。年齢層の違う人たちとかかわることになるため、挨拶や礼儀を学ぶことができます。また、ほかの人と協力してプレイすることが必須となるため、協調性が育まれるでしょう。
サッカーの月謝は約3,000円からあります。
ダンス
ダンスを習うことで、柔軟性が身に付いたり、表現力やリズム感が伸びたりすることが期待できます。
また、ダンスを習いごとにすると、発表会やイベントなどを通して自己肯定感が高まったり、度胸がついたりします。グループで踊るチームダンスでは、協調性が身に付くメリットもあるでしょう。
ダンスには、チアダンスをはじめ、ヒップホップダンスやジャズダンスなど、さまざまな種類があるため、子どもの興味を考慮して選ぶようにしましょう。
月謝は約5,000円からですが、ダンスの種類によっては相場が変動する場合もあるので、事前に調べておくとよいでしょう。
武道(柔道や剣道など)
武道は礼儀作法を学ぶことができ、集中力を養うことができます。体力面だけではなく、精神面の伸びを期待する場合におすすめです。
また、武道は基本的に1対1で試合をすることが多く、大勢の人たちと一緒に行うスポーツより、1人で打ち込みたいという子どもにおすすめです。
さらに、武道は日本文化であるため、将来的に海外などで日本文化として紹介できたり、交流のきっかけの一つになったりする可能性があります。
月謝は約3,000~7,000円ですが、道具や道着などを揃える必要があるため、初期費用の考慮が必要です。
バレエ
バレエは、姿勢のしなやかさや美しさを得ることができたり、リズム感や表現力が育つといわれています。バレエはトウシューズを使ったクラシックバレエと、自由な振り付けや衣装で踊るモダンバレエの2種類にわかれます。
どちらも柔軟性を高めていくことができますが、はじめる前にどちらにするかについては、子どもの興味を考慮し、よく考えるとよいでしょう。バレエは週1回で約7,000円~10,000円と、ほかのダンス教室に比べるとやや高額になります。
バスケットボール
バスケットボールを習うことで持久力や俊敏性が身に付くだけでなく、集中力や体力の向上にもなります。観察力や判断力も育つでしょう。
月謝についてですが、スポーツ少年団のバスケットスクールは、約1,000円~3,000円となり、はじめやすいのも特徴です。
民間のスクールの場合、5,000円以上が多いですが、プロのコーチに指導してもらえる場合があり、高いレベルの指導を受けたい方におすすめです。
絵画教室
絵画教室では、子どもの想像力や創造力など、感性を高められるのでおすすめです。
プロの講師から指導を受けることで絵を描くスキルが伸びるだけでなく、上達の速度もはやくなるでしょう。
作品を残せるため、過去と現在の作品を比べることで自分の成長や上達を実感できたり、自己肯定感が上がったりします。作品を完成させることで、目標を達成できたという自信にもつながるでしょう。
小学生向けの絵画教室の月謝は月4回で約5,000円~10,000円であり、入会金は教室により異なります。
そのほかスポーツ全般
フィギュアスケートやテニスなど、ほかにもスポーツ系の習いごとは数多く存在します。フィギュアスケートは、近くに専用の施設がないと習うのが難しいスポーツです。
月謝は5,000~10,000円ですが、個人レッスンを希望すると、30分で3,000~10,000円になることもあります。スケート靴やリンクのレンタル代も必要で、年間100万円以上かかることもあるのが特徴です。
テニスの月謝は5,000~6,000円で、ラケットなどを揃える必要があります。ラケットは子どもの身長によってサイズを変えていく必要があるため、ラケットを何度も買い直す必要がでてきます。
その他のスポーツ全般にいえることですが、習いごとのメリットやデメリットをよく知った上で選ぶとよいでしょう。
【厚生労働省調査】習いごとをしている小学生は87.7%
厚生労働省の調査では、習いごとをしている小学3年生の子どもは、全体の87.7%といわれています。学年が上がるごとに、習いごとに通っている小学生が増えていくのが特徴です。
男女別の習いごとの種類では男子は水泳の人気が高く、サッカー、学習塾などが続きます。女子はピアノなどの音楽系の人気が高く、水泳、通信教育などが続いています。
上記の結果から、多くの学生が習いごとをしていることがわかるでしょう。
出典:第9回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況(2)習いごとなど|厚生労働省
【文部科学省調査】小学生の習いごとの費用は「約24万円」かかる
文部科学省の調査では、公立小学校に通う子どもの習いごとの費用は、1年間で1人あたり約24万円かかるとされています。
これは月に約2万1,000円かかる計算です。中学生になるとさらに費用が増え、公立中学校に通う子どもは年間約36万円かかります。
子どもの人数や学年によっても、費用に違いがでる可能性があるでしょう。学年が上がっても家計がひっ迫しないか、無理なく通えるかどうか考慮する必要があります。
習いごとの予算の目安は手取りの5%
小学生に習いごとをさせるとき、予算の目安は手取り月収の約5%にするとよいでしょう。
習いごとの費用が年間24万円だった場合、月額約20,000円です。これは住宅ローンや光熱費などと一緒に固定費として考える必要があります。そのため、手取りの5%と設定しておくと無理のない範囲で通わせられるでしょう。
しかし、子どもが多ければ、その分費用は増えます。また、学年が上がっていくと、さらに習いごとにかかるお金が増えていくので、将来を見越しておくことも必要です。
習いごとの予算を作るのが難しい場合
習いごとの予算を作るのが難しい場合は、通信教育などを利用するとよいでしょう。
実際に通わせる習いごとよりも通信教育の方が、月謝が安い場合があります。
「ワンダーボックス for docomo」という通信教育は、五感を使って、手を動かして試行錯誤ができるアナログの良さと、デジタルの良さを掛け合わせた新感覚の学びをSTEAM領域のバラエティ豊かなテーマでお届けします。(※対象年齢4歳〜10歳)
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【5選】小学生に適した習いごとを選ぶコツ
ここから小学生の子どもに何か習いごとをさせたいときの、選び方やコツを解説していきます。まずは、子どもがどのような習いごとをしたいのか、本人に確認しましょう。そのあとに、費用や遠すぎないかなどを、しっかりと考えることが必要です。
習いごと選びに、ぜひ参考にしてみてください。
子どもが「やりたい」と希望しているか
子どもが実際にその習いごとに興味を示しているか、確認しましょう。
親がやらせたい、周りの子がやっているなどの理由で習いごとをさせるのは避けましょう。中途半端になってしまったり、子どものやる気が湧かず続かない場合があります。
そうならないためにも、子ども自身が習いごとをやってみたいと考えているか、しっかりと確認しましょう。
習いごとの費用で家計を圧迫しないか
習いごとの費用が高額で家計を圧迫する場合、続けることが難しくなる場合があります。
月謝が手取り月額収入の5%であることや、自分の子どもの学年や兄弟の人数などを確認してから通わせましょう。兄弟がいると、その分月謝が増えることになります。兄弟全員通った場合、家計を圧迫する可能性がないか考えておきましょう。
習いごとの費用が高額だからと諦める前に、通信教育を検討したり、教室の候補をいくつか挙げて考えてみるとよいでしょう。
習いごとは無理なく通える範囲にあるか
子どもの習いごとを選ぶ際に、教室が通える範囲にあるか、どのような方法で通わせるか検討してからにしましょう。習いごとの場所まで子ども1人で行かせるのか、親が送迎するのか確認が必要です。
遠方に子ども1人で行く場合は、バスや電車に乗る必要があったり、防犯面でも気をつけることが多くなります。親が送迎するとしても、時間がかかるなど負担が大きくなることが考えられます。
水泳などのスクールでは、スクールバスの送迎つきの教室があるので、調べてみるのもよいでしょう。
無理なく通える範囲に教室があると、子どもも親も負担が少なく、長く通うことができるのでおすすめです。
飽きてしまったときに受け入れる心構えが親にあるか
しっかり考えて決めた習いごとでも、子どもが楽しめずに飽きてしまい、辞めたいといわれることがあります。親は途中で、子どもが辞めてもいい、といえるような親子関係を育む努力が必要でしょう。
理由としては無理して通い続けたり、怒られるのが嫌でいい出せないままでいると、子どもの精神状態が不安定になることがあります。
そのため、親は子どもからもうやりたくないといわれた際、受け入れる心構えを作っておくことが必要だといえるでしょう。
かけ持ちさせ過ぎないように管理する
魅力的な習いごとがたくさんある場合でも、かけ持ちさせ過ぎないように注意しましょう。毎日のように習いごとがあると、子どもによっては体力が続かず疲れてしまったり、もう行きたくないと考えてしまう場合があります。
また子どもがストレスを感じないように、何もない休息日を設けることも必要です。
子どもが習いごとをするメリット
習いごとをすることによって、社交性や自信が身に付いたり、学力や体力の向上が見込めるでしょう。
学校以外の場所で何かを習うことは、普段会わないような他校の友達ができたり、学校の先生以外の大人や講師とかかわることになります。そのため、コミュニケーション能力を身に付けたり、社会性や社交性を育てたりできます。
また親子で習いごとをすることも可能です。そのため、親も子どもと一緒に学び楽しめることもメリットでしょう。
子どもが習いごとをするデメリット
子どもが習いごとをさせることによって、メリットがある一方で親の負担が増えてしまうなどのデメリットがあります。たとえば、大幅に費用がかかったり、送迎で遠方まで行かなくてはならなかったりなどが考えられます。
またいくつ習いごとをするか、兄弟が何人いるかによって、家庭の出費が変わってくるでしょう。教室が遠方にある場合は、送迎をどのように行うかなどによって、親の負担のかかり方も変わってきます。
デメリット、メリットをよく考えた上で、子どもの習いごとを検討した方がよいでしょう。
【疑問解決】子どもが習いごとをするのは意味がない
習いごとをする際には、親がメリットとデメリットを理解し、子どもをサポートしてあげることが重要です。子どもの成長のために親ができることを考えたときに、デメリットがあったとしても、習いごとは子どもの成長を促す面で期待できます。
子どもの能力を伸ばしていくためには、子どもの気持ちを尊重した上で、親がしっかりと子どもをサポートして習いごとに通わせるのがおすすめです。
子どもの「やりたい」を尊重して習いごとをさせよう
この記事では、満足度の高い小学生のおすすめの習いごと16個と、習いごとをしている子どもの割合や費用を詳しく解説しました。
子どもが楽しく学べる習いごとに長く通わせるためにも、あらかじめ子どもがどのような習いごとをやりたいと思うのか、親子でよく話し合った上で習いごとを選ぶのがとても大事なことです。
そのためには、あらかじめどのような習いごとがあるかや、費用の把握をしておき、実際に通わせる前に体験などを活用するとよいでしょう。ぜひこの記事を参考に、子どもの「やりたい」を尊重して習いごとに挑戦してみましょう。