カブトムシの幼虫はどこで買えばいいの?購入場所と飼育方法についてご紹介!

カブトムシの幼虫はどこで買えばいいの?購入場所と飼育方法についてご紹介!

カブトムシを幼虫から育てたいという方はいるのではないでしょうか。この記事ではカブトムシの幼虫の購入方法や、飼育方法、用意しなければならないものなどを紹介しています。カブトムシの幼虫の育て方を知りたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

「子どもがカブトムシの幼虫をほしがるんだけど、どこかで買えるの?」

 「カブトムシの幼虫はどうやって育てればいいの?」

 カブトムシを幼虫のうちから育てたい方もいるでしょう。しかしどこで幼虫を買えばよいか、どのように育てればよいか知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事ではカブトムシの幼虫はどこで購入できるか、幼虫の飼育方法とともに紹介します。この記事を読むことで、カブトムシの幼虫の購入方法がわかり、適切に飼育できるようになるでしょう。

また、カブトムシの幼虫飼育ケースのセット方法も紹介しているため、飼育ケースを使った飼育もできるようになります。

カブトムシの幼虫を購入したいと考えている方、幼虫の飼育方法を知りたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。

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カブトムシの幼虫を購入する場所

カブトムシは夏の時期に見られる昆虫ですが、夏の時期に見かけるのはカブトムシの成虫であり、幼虫ではありません。カブトムシの幼虫は、成虫を捕まえるのとは別の方法で入手する必要があります。

ここでは、カブトムシの幼虫を購入できる場所や、幼虫を入手する方法について紹介します。カブトムシを幼虫から育てたい場合は、こちらを参考にしましょう。

ホームセンターや通販などで購入できる

ホームセンターで購入する場合は、店舗に足を運ばなければいけませんが、実際に幼虫を見て購入できます。

通販での購入はお手軽ですが、自分の目で確認することができません。実際に幼虫が届いたら、幼虫が死んでいたといったリスクがあります。このため、通販を利用して幼虫を購入する際は、「死着補償」があるかどうかを確認して利用することがおすすめです。

幼虫を1匹だけほしい場合でも、2~3匹まとめて購入するようにしましょう。そうした方が、成虫になるまで飼育できる可能性が上がるためです。また、通販で購入した方のレビューも参考にしてみましょう。

産卵させる

カブトムシのオスとメスの成虫を交配させて産卵させ、幼虫を育てる方法もあります。

カブトムシのオスとメスを同じケースで飼育していて、1.5~3mmの白い球体があれば、それが卵でしょう。成虫が卵を傷つけることがないように、卵を見つけたら、ケースから取出して別のケースに移してください。

幼虫が小さなうちは、狭い環境でも問題ありません。しかしだんだんと大きく成長していくため、早めに飼育ケースを用意してあげましょう。

カブトムシ幼虫の飼育方法

カブトムシの幼虫を育てるには、飼育ケースに入れて、発酵マットを使うことになります。幼虫の多頭飼育は可能ですが、できれば1頭につき1ケース用意する方がよいでしょう。

ここからは、カブトムシの幼虫の飼育方法を紹介します。幼虫飼育のコツを押さえて、しっかり成虫まで育ててあげましょう。

カブトムシ幼虫飼育のコツ

カブトムシの幼虫を飼育するコツは、以下のとおりです。

・飼育ケースに腐葉土または発酵マットを底から約10cmまで入れる

・温度が変化しにくい、日の当たらない場所に飼育ケースを置く

・幼虫が蛹室(ようしつ)を作るまでは、発酵マットが湿っている程度の水分を維持する

・エサは約3か月で交換する

・約2か月に1回、発酵マットを取替える

幼虫は地中に深くもぐるため、飼育ケースには腐葉土または発酵マットをしっかり入れてあげましょう。屋内の日の当たらない場所に置き、水分を適切に維持していれば、やがて幼虫は蛹室(ようしつ)と呼ばれる蛹になる空間を作ります。

冬の間は幼虫の動きが鈍りますが、問題ありません。フンがたくさんたまったら、発酵マットを取替えてあげましょう。

カブトムシの幼虫飼育に用意するもの

カブトムシの幼虫の飼育に必ず必要になるものは、飼育ケースと発酵マット、幼虫フードや栄養入り保水液などです。

飼育ケースは市販のもので構いませんが、用意することがむずかしい場合は、1.5~2Lの透明のペットボトルでも構いません。ペットボトルを飼育ケースにする場合は、上側を切って、コバエ防止用の不織布をかぶせておきましょう。

カブトムシ幼虫飼育ケースのセット方法

ここからは、カブトムシの幼虫を飼育ケースで育てる場合のセット方法について紹介します。

カブトムシを成虫になるまで育てるには、ポイントをしっかり押さえて飼育ケースをセットしておく必要があるでしょう。以下の内容を参考に、幼虫の飼育環境を整えてください。

発酵マットのガス抜きと加水

幼虫の飼育に発酵マットを使う場合は、使う前にガス抜きと加水をしておきましょう。

ガス抜きとは、発酵マットの発酵臭を飛ばすための作業のことです。発酵マットを袋から取出して、大きめのケースか新聞紙などの上に広げ、約1~7日放置してください。

加水は、発酵マットに水を加えていく作業のことです。ガス抜きした発酵マットに少しずつ水を加えていきましょう。発酵マットを手で握ったとき、形が残るけれど水がにじみ出てこない程度が目安です。

発酵マットをケースに詰める

ガス抜きと加水した発酵マットを、飼育ケースに詰めていきます。

飼育ケースの底から約10cmを目安に発酵マットを入れましょう。このとき、固く詰める必要はありません。発酵マットを入れたあと、ディフェンスシートや新聞紙をはさんでからフタをかぶせ、約3日放置しましょう。

ディフェンスシートや新聞紙は、コバエの侵入阻止や保湿のために使います。3日後に発酵シートを確認し、発熱していた場合は、もう一度ガス抜きをしてください。

カブトムシの幼虫をなかに入れる

ここまで準備を終えた発酵マットの上に、カブトムシの幼虫を入れます。

発酵マットのなかに少しだけ穴を掘り、そこにカブトムシの幼虫を入れれば完成です。幼虫は自分でもぐっていくため、深く掘って入れる必要はありません。

幼虫がしっかりもぐったことを確認したら、ディフェンスシートや新聞紙をはさんでから、フタをかぶせてあげましょう。

カブトムシ幼虫飼育中の管理の仕方

飼育ケースは、カブトムシの種類にあった温度の場所へ置いてあげましょう。たいていのカブトムシであれば、20~25℃の温度で問題ありません。温度が急激に変化しやすい日の当たる場所は、避けてください。

温度管理がむずかしい場合は、夏場は涼しい場所に置くことを心がけましょう。暖かすぎると、早い時期に羽化する可能性があります。

冬場は、国産カブトムシであれば0度までなら問題ありませんが、氷点下にはならない場所に置いてあげてください。

正しい知識でお迎えしよう

カブトムシの幼虫は購入するだけでなく、自分で卵を産卵させて、入手する方法もあります。

国産のカブトムシであれば寒さには強いため、氷点下や暖かすぎる環境を避ければ、飼育はむずかしいことではないでしょう。しかしエサや水分などの環境には、気を配る必要があります。

カブトムシをきちんと育てるためには、こちらの記事を参考に飼育方法の知識を得てから、お迎えするようにしましょう。

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