【用途・材料で選べる】小学生向けの手作りおもちゃ11選!おもちゃを選ぶ基準や手作りのメリットもご紹介
小学生向けの手作りおもちゃとはどういうものか、ご存じでしょうか。この記事ではおすすめの手作りおもちゃや外遊びに向いた手作りおもちゃ、手作りおもちゃで遊ぶメリットなどを紹介しています。手作りおもちゃの作り方も紹介しているため、作ってみたい方はぜひご覧ください。
「小学生向けの手作りおもちゃって何を作ったらいいの?」
「手作りおもちゃで遊ぶことにどんなメリットがあるの?」
手作りおもちゃを作ることや、手作りおもちゃで遊ぶことに疑問や不安がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、小学生向けの手作りおもちゃのアイディア8つと、外遊びで使える手作りおもちゃ3つを紹介しています。小学生向けの手作りおもちゃを作る際に必要な材料や、作り方を紹介しているため、記事を読むことでスムーズにおもちゃを作れるようになるでしょう。
また、手作りおもちゃの選び方や、小学生が手作りおもちゃで遊ぶメリットについても紹介しています。手作りおもちゃの中から何を基準に選べばいいのか、手作りおもちゃで遊ばせることで子どもにどのような影響があるのかわかるでしょう。
小学生向けの手作りおもちゃに興味のある方、作ってみたいと考えている方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
【小学生向け】手作りおもちゃのアイディア8選
自宅にある身近なものを使って、小学生向けの手作りおもちゃを作るアイディアを紹介します。
身の回りにあるものを使って作るおもちゃは、子どもと一緒に作ることで新しい遊びになるだけでなく、子どもに合ったおもちゃを作れるというメリットがあります。手作りおもちゃを作るために必要な材料や作り方をまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
牛乳パックで作る「紙すきはがき」
牛乳パックで作る「紙すきはがき」は花をすきこんだり、できあがった紙に絵をかいたりできる、手作りおもちゃです。必要な材料は牛乳パックのみで、ジュースのパックを使っても構いません。作る前によく洗っておきましょう。
まず、牛乳パックの裏面と表面にカッターで上から下に傷をつけたら、鍋に入れてかぶるくらいの水を入れます。約30分煮たら冷まし、牛乳パックの裏面と表面のラミネートをはがしましょう。
残った部分を小さくちぎって、水と一緒にミキサーに入れて混ぜます。ミキサーからタオルに移して水気を切り、直系約3cmごとの玉にしてください。その玉の1つを500mlのペットボトルに入れて上まで水をそそいだら、よく振ります。
たらいに水を張りすき型枠を入れたら、枠のなかにペットボトルの中身をそそぎましょう。軽くゆすって、均等にしてもち上げたら、タオルで水気を切ります。タオルに挟んだまま、アイロンで乾かしたら完成です。
ゴム巻きペットボトルカー
「ゴム巻きペットボトルカー」は子どもと一緒に、走る車を作れる手作りおもちゃです。ペットボトルと竹串、輪ゴムなどの材料があれば作れるため、挑戦してみましょう。
まず、ペットボトルを半分の位置でカットして、車の前部分と後ろ部分にわけましょう。ペットボトルのキャップを5個用意し、真んなかに穴をあけておきます。同様に、ペットボトルのタイヤをつける位置にも穴をあけてください。
竹串をキャップに通したら、ペットボトルの穴の方にも通し、反対側にもキャップをつけましょう。これを、車の前の部分と後ろの部分の両方に行います。キャップから、はみ出る竹串は、カットしてください。
後輪側の竹串にゴムを巻きつけ、反対側を2本目のゴムとつなげます。2本目のゴムは竹串には巻き付けずに、そのまま車の前部分に通して、ゴムをペットボトルの口から出しましょう。
短く切った竹串の先端を使って、口から出したゴムを残ったキャップの穴に通し、そのまま竹串でとめます。最後に、車の前と後ろをテープで固定すれば完成です。子どもの好きなテープや飾りなどで装飾すると、自分だけのペットボトルカーが作れます。
紙コップでできる「ガムボールマシーン」
「ガムボールマシーン」は、好きなガチャガチャを自分で作れる手作りおもちゃです。なかにおもちゃやお菓子を入れることで、子どもも楽しく遊べるでしょう。
必要な材料は、紙コップ・プラカップ・ティッシュ・画用紙です。まず、土台となる紙コップの口の部分に、ガムボールが出る場所を四角く切りとります。
次にハンドルを入れる穴を作ります。四角く切りとった上の部分を表・裏両方、丸く切り抜きましょう。ハンドルの穴ができたら、紙コップの底部分にも丸く大きな穴をあけ、ガムボールが落ちる穴を作ります。
次はハンドル作りです。画用紙で筒を作り、中央にガムボールが通るための穴をあけます。両端にティッシュをつめたら、土台となる紙コップの穴に差し込みます。ハンドルの取っ手にテープをつけて、ティッシュが見えないようにしましょう。
次になかのスロープになる部分を作ります。もう1つの紙コップを用意して下半分(紙コップの口の部分)をとり除きます。残った部分を斜めに切って、上からラップをかぶせましょう。これを土台の紙コップの内側にテープで固定します。
プラカップの底に穴をあけて、ガムボールが入るようにしたら、土台の紙コップに固定します。ガムボールの出口付近に画用紙で受け口を作ったら、完成です。
100均の材料で作る「スマートボール」
「スマートボール」とは、横になったピンボールのことです。スマートボールは子どもが玉の通るルートを考えたり、難易度を工夫したりできる、手作りおもちゃになっています。
必要な材料は、有孔ボード・薄いプラスチックのシート・角棒・ビー玉・輪ゴム・木製のダボや短い釘です。ダボは木材をつなぎ合わせるときに使用する小さな円筒形の棒で、ホームセンターや100円ショップで手に入ります。
まずは、スマートボールの枠となる部分を作ります。有孔ボードの大きさに合わせて角棒をカットし、裏面から釘を打ってとりつけましょう。
次に、打ち棒の方向を固定するためのガイド枠も角棒をカットして作ります。同じように釘でとりつけたら、台の部分は完成です。
次に角棒をカットして作った打ち棒を、ガイド枠に入るように接着剤でくっつけてください。枠とガイド枠、打ち棒の同じ位置に印をつけ、釘を打ちます。
このとき、輪ゴムをかけられるように、少し長めに釘を残しましょう。釘部分に輪ゴムをかけると、打ち棒のバネになります。
次にビー玉をカーブさせる部分を作ります。プラスチックシートをカットし、枠の上部にアーチ状にとりつけます。次にビー玉が転がるように上部の裏側に角棒をとりつけ、傾斜をつけましょう。
最後に有孔ボードの好きな位置にダボを打ち、輪ゴムを1か所のダボに引っ掛けたら、反対側を別のダボにかけましょう。これをいくつか作ったら完成です。
空き箱でできる「自動販売機」
空き箱でできる「自動販売機」は少し複雑な作りになっていますが、自動販売機の仕組みを学べる手作りおもちゃでしょう。必要な材料は蓋つきの空き箱・段ボール・ペットボトルのキャップ・お菓子のラムネなどです。
紙の箱が、自動販売機になります。まずは箱の裏に、自動販売機のディスプレイと取出し口、コイン入れ口とボタンになる部分をカッターで切りとりましょう。箱の蓋側は裏面になるため、後ろから補充できるようにコの字に切ってあけられるようにします。
段ボールに折り目をつけて、ディスプレイを支える部分とコイン投入口の受け皿、ボタン裏の缶のストック部分を作りましょう。取出し口は段ボールを3枚組み合わせて三角形を作ります。
ディスプレイ部分、コインの受け皿、缶のストック部分をとりつけます。三角にした取出し口部分は、細い方を表にむけてとりつけてください。
ボタン部分を切りとった紙に接着剤でペットボトルのキャップをつけ、ボタンを作ります。ボタンは上側だけテープで止め、その裏(ストック部分)に出したい缶を置きましょう。
ディスプレイ部分にも缶を並べ、自由に装飾したら完成です。
折り紙でできる「色変フラワー」
「色変フラワー」は折り紙だけでできる、手作りおもちゃです。
まず、折り紙を色違いで4枚用意し、2cm程度の幅に切ります。これをのりなどを使って約40cmの長さになるようにつなげてください。2色ずつつなげて2本の帯を作ったら、角が90度になるように貼り合わせて交互に折っていきましょう。
最後まで折ったら、端をホッチキスでとめてください。親指をなかに入れるようにして、外側にゆっくり開いていけば完成です。
好きな色で作れる「カラー粘土」
「カラー粘土」はハサミやカッターといった危ないものを使わず、手を使ってさまざまな色の粘土を作れる簡単な手作りおもちゃです。白い粘土と水彩絵の具だけあれば、作れます。
まず白い粘土をとり、つけたい色の水彩絵の具を出して、色がまざるようによく混ぜましょう。好きな色の粘土をたくさん作ったら、それだけで完成です。色を混ぜ切らないようにすれば、マーブル模様を作ることも可能です。
白い絵の具と色のついた粘土を組み合わせて何か作ったり、色のついた粘土だけで組み合わせたりして、さまざまなものを作って遊んでみてください。
画用紙と段ボールで作る「オリジナル オセロ」
「オリジナルオセロ」は、ボードゲームのオセロを自分たちの手で作ります。
必要な材料は、段ボールと画用紙、ペンです。まずは画用紙に、オセロをするための線を引きましょう。ペットボトルのキャップ部分より少し大きいくらいの枠目で作るのが、おすすめです。
線が引けたら、ペットボトルのキャップを使って段ボールに丸をいくつも描き、丸く切りとりましょう。作った丸の半分は白い紙をつけて白くし、もう半分はペンで塗りつぶしたり黒い紙をつけたりして黒くしましょう。これでオセロは完成です。
【小学生向け】外遊びで使える手作りおもちゃ3選
手作りおもちゃには屋内遊びに使えるおもちゃが多いですが、外遊びに使えるものもあります。外遊びで使っても問題ないおもちゃ、あるいは外で遊んでこそ醍醐味のある小学生向けの手作りおもちゃを紹介します。
折り紙1枚で作れる「輪っかのおもちゃ」
折り紙で作る「輪っかのおもちゃ」は、子どもが飛ばして遊んだり、どうして飛ぶのか考えたりできる手作りおもちゃです。輪っかのおもちゃの材料は折り紙のみなため、簡単に作れるでしょう。
まず折り紙を三角に折って広げ、折り目をつけます。次に、下の角を真ん中の折り目につくように角を合わせて折ります。そのまま、真ん中の線に合わせてもう2回折りましょう。この時点で、左右の両端が三角形になっています。
最後に、右端と左端をホッチキスでとめたら完成です。輪っかの方を前に、ホッチキスで止めた部分が上になるようにして、飛ばして遊びます。
紙飛行機と一味違う「ストロー飛行機」
「ストロー飛行機」は紙飛行機とは違い、ストローと紙で作る飛行機です。紙飛行機とどう飛び方が違うのか、長く飛ばすのにはどうしたらいいのか考えながら楽しく遊べるでしょう。
必要な材料は、画用紙とストローだけです。まずは画用紙を約2cmの幅で、約15cmと約25cmの長さにカットします。それぞれの紙を輪っかにして、テープで固定しましょう。ストローの端をそれぞれの輪っかに固定したら、完成です。
サイズの小さなものや、輪っか部分を四角くしても飛ばせます。さまざまなストロー飛行機を作って遊んでみましょう。
一緒に走り回れる「ビニールロケット」
「ビニールロケット」は、好きな方向に飛ばすことのできる手作りおもちゃです。子どもは、ビニールロケットと一緒に走ったり、より長く飛ばすためにはどうしたらいいのか考えたりするでしょう。
ビニールロケット作りに必要なものは、傘用のビニール袋・シール・折り紙・ペンです。まず傘用のビニール袋の先を、三角になるように折ってテープで固定してください。ビニールにシールやペン、折り紙を使って装飾します。
ビニールに空気を入れてふくらませた後、端をねじれば完成です。そのまま投げて、遊んでみましょう。
手作りおもちゃは何を基準に選ぶべき?
手作りおもちゃで何を作るか迷ったときは、子どもが、そのおもちゃを作ったり遊んだりする中で、何か学びが得られるものを重視して選んでみるといいでしょう。
手作りおもちゃには、さまざまなものがあります。子どもがただ遊ぶだけのおもちゃよりも、おもちゃを使って、考えたり工夫したりする機会のある手作りおもちゃの方が、よりおすすめです。
思考力や想像力を鍛えることができるかどうか
思考力や想像力を鍛えるためにも、できるだけ手や指を使う手作りおもちゃを選んでみましょう。これは手や指を使うことで、より脳に刺激を与えられるためです。
成長力が高い小学生は、手作りおもちゃをどんな形にしようか考えたり、もっと上手く遊ぶためには、どうしたらいいのか考えたりすることで、思考力や想像力を鍛えられます。パズルやブロックのように、形を作ったり組み合わせたりできるおもちゃがおすすめです。
「ワンダーボックス for docomo」では、五感を使って、手を動かして試行錯誤ができるアナログの良さと、デジタルの良さを掛け合わせた新感覚の学びをSTEAM領域のバラエティ豊か
出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
学校ではできない学びにつながるかどうか
手作りおもちゃを選ぶときは、学校では学べないことを学べるかどうかに重点を置いて選ぶのがおすすめです。チャレンジする力や想像力、主的に行動する力や自立心などを育むことができます。
「comotto」では、学校だけでは学べないこと、子どもが現代社会で生き生きと過ごす力を育みます。子どもの年齢や発達状況、興味・関心に合わせて教材やサービスを選ぶことができます。
詳細や利用条件等は下記リンク先よりご確認ください。
出典:ワンダーボックス for docomo|comotto
小学生が手作りおもちゃで遊ぶメリット
子どもと手作りおもちゃを作って遊ぶことには、市販のおもちゃで遊ぶのとは違うメリットがあります。
これは、子どもだけのメリットではありません。親子で手作りおもちゃを作ることで子どもとの信頼関係を構築し、親子関係がよりスムーズになるため、親側にもメリットがあるでしょう。
遊びのマンネリ化を防ぐことができる
手作りおもちゃには、さまざまな種類があるだけでなく、おもちゃを作ることから行うため、新鮮な気持ちで遊んでくれやすいというメリットがあります。
子どもが好きなおもちゃでも、毎日遊んでいれば飽きてしまうでしょう。既製品のおもちゃのなかには遊び方が決まっているものも多く、マンネリ化してしまう原因になります。
手作りおもちゃであれば、自分で遊び方を工夫できるため、マンネリ化せずに遊ばせられるでしょう。
それぞれの成長に合わせたおもちゃで遊ぶことができる
手作りおもちゃは、子どもの年齢や能力の成長に合わせて作れるというメリットがあります。
既製品のおもちゃは年齢でわけられているものが多く、子どもの成長に合わないことがあるでしょう。また、子どもの能力を伸ばしたいというときに、適切に能力を伸ばせるおもちゃが見つからないこともあります。
手作りおもちゃであれば、子どもの成長に合わせて作れるため、今の子どもに必要なおもちゃを用意してあげられるでしょう。
おもちゃ制作が子どもの成長につながる
手作りおもちゃの多くは、身近なものを使って作られます。親子でおもちゃ作りをすることで、身近なものがおもちゃになっていく過程を体験するため、子どもの想像力が鍛えられるでしょう。
親がしていることを真似たい子どもが多いため、親がおもちゃ作りをしていると、子どももやりたいと自主的にはじめることがあります。意欲をもっておもちゃ作りをすることで、子どもの自主性も育めるでしょう。
子どもに合った手作りおもちゃで楽しく遊ぼう
小学生向けの手作りおもちゃには、簡単なものから少し複雑なものまで多くの種類があります。なかには、子どもの想像力や思考力を刺激してくれるおもちゃもあるため、積極的に手作りおもちゃを作り、遊んでみることが大切です。
親子で手作りおもちゃを作ったり遊んだりすることで、親子の信頼関係が育まれ、親子関係もよりよいものになるでしょう。ぜひこの記事を参考に、子どもに合った手作りおもちゃを作ってみましょう。